What’s Next? March 2020

個展開催に伴い、ローンチパーティとアート・ワークショップを開催します。

ローンチパーティは、甘空( amasora )さんによるケータリング。展示作家・大畑さんがオーストリアのウィーンへ留学されたことから、オーストリア料理をご用意します。シュニッツェル(ビフカツ)等のお料理が並ぶ予定です。お料理に合わせてソムリエがオーストリアワインをセレクトする予定です。

アート・ワークショップは、持ち寄った素材を使って画用紙にコラージュし、最後に英語でタイトルをつけて完成させます。それぞれ組み合わせる配色によって、どのような模様を創り出す事ができるでしょうか? アートと英語が学べる内容です。

ワークショップもパーティも、日本人同士は日本語でお話しください。英会話のレベルは一切問いません。今後海外留学を考えておられる方は、オーストリア留学について大畑さんに伺っていただく機会にもなりますし、生徒さん同士の交流の場にもなれば光栄です。

皆様のご参加お待ちしております。

大畑公成プロフィール:
1980年京都生まれ。画家。
京都造形芸術大学情報デザインコース卒業
ウィーン応用芸術大学絵画コース卒業

◎個展について
   展示名:そこにある色 - Just colors as they are -
   作家名:大畑公成
   期 間:2020年3月8日(日) 〜 6月14日(日)

◎ローンチパーティについて
   日 時:2020年3月8日(日)17時30分〜
   場 所:イマジン語学スタジオ
   参加費:4,000円(学生3,000円) その他 ワイン:500円/1杯
【要予約。お申し込みは2020年2月29日(土)まで。】

◎ワークショップ「 模様をつくる ∼ 色彩とコラージュ ∼ 」について
   内 容:色の配色を学んで、コラージュしながら植物や花などをイメージした模様を描きます。
       英語でタイトルを付けて完成。
   日 時:2020年3月20日(祝・金)13時〜14時30分
   参加費:3,500円
   対 象:子供〜大人どなたでも! ※
   講 師:大畑公成、英会話講師
※年齢制限は特にありませんが、小学生未満の場合は保護者様同伴でご参加ください。
【要予約。お申し込みは2020年3月13日(金)まで。】

※価格は全て税込です。

【お問い合わせ】
イマジン語学スタジオ
兵庫県芦屋市大原町11-24 ラポルテ北館219
tel:0797-57-0012
email:info@justimagine.jp
アクセス: Get In Touch

※以下写真画像は、過去のローンチパーティの様子と
 過去の甘空さんのケータリング内容です。

2019 Get Program in Europe -Part 2

Lodeve(ロデヴ)で迎えてくれたのはアイルランド出身の Kevin 。今回初めてお会いしましたが、すぐに打ち解けることができました。元レモネード工場だった場所に工房を構えて、そこでスクリーンプリントレッスンを行いながらコテージも経営されています。

レッスンだけでなく、タクシーの手配、朝ごはんの準備、ご好意で連れて行ってくださった湖やマーケットへの観光に至るまで、こちらもご家族総出でお世話してくださいました。Kevin は、Paris でベストスリーに入る有名なスクールで、世界中から訪れる学生達にスクリーンプリントを教えていた経験があります。アイルランド出身のため英語が母国語ですが、フランス語も堪能で、ご自身も作家として作品を作る活動をされています。

生徒達は自分で描いた絵で版をおこし、希望の色のインクを混ぜ合わせ、完成させた版を刷る全ての作業工程を英語で学び、それぞれの作品を完成させました。Tシャツ、かばん、枕カバー等それぞれの作品は個性溢れる、素敵なお土産にもなりました。

Lodeve 滞在2日目からは、Kanoko ちゃんご家族も加わわり、レッスンの他には観光へ出かけたり、泳いだり、ピンポンをしたり、アペリティフで乾杯したり、みんなで夕飯を囲んだり、、、南仏の素晴らしい気候と環境の中、有意義な日々を過ごすことができました。毎朝朝食にいただいたクロワッサンは、最高でした!

Lodeve 最終日は、日本から持って行った食材等を使って日本食をもてなし、Kevin のご家族にも召し上がっていただきました。観光へ連れて行ってくださったフランス人で元建築家の義理のお父さんは、車でスペインへ行かれたのに、またわざわざ戻ってきてくださり、建築家の奥様と中学生の娘さんみんなで楽しい時間を過ごすことができました。Kanoko ちゃんと Mao ちゃんは、娘さんの Isleen(イスリーン)と韓国のアイドルグループ話しで盛り上がっていました。

日本帰国前 Monpellier にて1泊。カジュアルな人気のレストランを Kevin に紹介してもらい、フレンチを堪能!

全てがスムーズだった訳でもなく、Monpellier でトラムを乗り違えて道中慌てたり、帰りの Paris へ向かう飛行機が遅延し、日本到着時に預けた荷物が届かない不運な事もあったり、Brexit のニュースには常にヒヤヒヤさせられながらでしたが、2週間の語学研修は無事終了しました。

生徒さん達にとっては、どちらの国でも英語の環境の中では伝えられずに歯がゆい思いをすることも多々あったと思いますが、それぞれに乗り越えられたものがあり、行く前よりも随分と、英会話だけでなくライティングにも自信を持っている様子を伺って、開催できて本当に良かったと自負しております。2年後もヨーロッパで語学研修を開催できればと願います。

帰国後、中学生のおふたりには、保護者様の前でライティングレッスンで書き上げた文章を読んでもらい、さらに追加でイギリスとフランスそれぞれの語学研修についての感想文も合わせて、英語で発表してもらいました。講師からの質疑応答にも英語で応えていました。

初回ヨーロッパ語学研修は、ホストファミリー、 Kevin ご家族、Ed、Becca、Henry の愛情溢れ心温まるサポートがあったからこそ実現することができました。最後になりましたが、参加くださった生徒様、ご家族様へ心から感謝申し上げます。

2019 Get Program in Europe -Part 1

2019年の夏、ヨーロッパ語学研修を行いました。大人1名様、中学生 Kanoko ちゃんと Mao ちゃんの2名様に参加いただきました。イギリスとフランスの二カ国に渡って、英会話上達に向けての語学研修が目的です。

前半イギリスでの語学研修は、ホームステイ先に滞在し、ロンドン観光、ライティングレッスンを受講いただくプランです。2008年イマジン語学スタジオを一緒に立ち上げた、ビジネスパートナーであり友人でもあるイギリス人夫妻 Ed(エド)と Becca(ベッカ)に観光の同行と、ライティングレッスンの教授、ホストファミリーの手配をお願いしました。

後半フランスでは、スクリーンプリント(版画)のレッスンを英語で体験いただくプランで、教室とコテージを運営されているアイルランド出身の Kevin(ケビン)にお願いしました。


イギリス1日目は、 London 市内のホテルに滞在。翌朝、ホテル直ぐ側の Hyde Park を散策後、Kanoko ちゃんが希望する British Museum で開催中の「Manga マンガ展」を鑑賞。その後、King’s Cross 駅から電車でホストファミリー宅のある Hitchin(ヒッチン)で一家に一人ずつ滞在。緊張と不安からか『ホストファミリーの家へ行きたくない。』と嘆いていましたが、Hitchin 駅で別れ、それぞれのホストファミリー宅へ向かいました。

3日目は Hitchin の駅で待ち合わせ、再び電車で London へ向かい、観光再スタート。Big Ben はあえなく工事中でしたが、London Eye から市内を一望。その後、Victoria and Albert Museum (V&A 美術館)へ。Ed と Becca、息子さんの Henry(ヘンリー)も一緒に家族総出で案内してくれました。それから Mao ちゃん希望の Harry Potter(ハリーポッター)のロケ地、Leadenhall Market 等を巡りました。

地下鉄を乗り継いで King’s Cross 駅へ戻り、一時間長蛇の列に並んで、マフラーをなびかせてもらい、念願の写真撮影終了。またそれぞれのホストファミリー宅にて宿泊。

4日目より連日ライティングレッスン。Ed と Becca は元イマジンの講師で、イギリスと日本でおおよそ10年近く英会話講師として勤めた後に本国へ戻り、Ed はライターとして、Becca は英語教材の出版社として世界的に有名な Macmillan でエディターとして勤務しています。二人とも、主に英会話の教材制作に携わっています。今回、現役のプロのライター/エディターとして活躍するふたりのライティングレッスンを、ぜひ受講してもらいたいという私の強い希望を伝えて実現してもらいました。忙しい合間を縫って丁寧に作られたオリジナルの教材を元に指導してくれた甲斐もあって、最終日にはそれぞれのテーマに合わせた随筆/短編小説等を書き上げ、ライティングレッスンは終了しました。

Hitchin や Cambridge の観光も終え、最終日は英国ならではのアフタヌーンティーパーティ。
ホストファミリーも参加してくださいました。

Hitchin を離れる頃には『ずっと Hitchin に居たい!』と言うほどホストファミリーと打ち解けてくれたようで、名残惜しい気持ちを残しながら、easy jet で南仏 Lodeve(ロデヴ)へと向かいました。

A little about Leah

Hello, my name is Leah and I am from Seattle!

I love things that come from nature, so I am very interested in the outdoors, international landscapes and even cooking and eating natural, local foods!

I also love to sing, so I enjoy playing music with friends and listening to live jazz and local music.

I hope when we work together, you can give me recommendations on your favorite dishes, music and destination spots!

Many thanks to the 20 artists and everyone!

イマジン語学スタジオ10周年のグループ展、最後の展示『冬』が、2019年2月末で終了しました。

過去にイマジン語学スタジオにて個展を開催くださった作家さんへお声掛けし、『春』『夏』『秋』『冬』と四季に分けたグループ展というスタイルでの展示参加を相談したところ、計20名の作家各位に参加いただきました。それぞれの季節に合った展示となり、新旧様々なジャンルの作品が並びました。

搬入出時やローンチパーティの際に、長らくお会いできていなかった方々と再会でき、活躍されている様子や、以前の個展で発表された作品とは異なる作風の作品を制作されている事等を直接伺え、作品を拝見するだけでなく、お会いすることによってたくさんの刺激を受ける事もできました。
今回のグループ展にご参加くださった事、本当に感謝しております。一年に渡ってグループ展を開催できた事は、参加くださった作家さんの方々のお陰です。本当にありがとうございました。これからの益々のご活躍をお祈りしております。

また、10周年の展示のローンチパーティにてお料理を担当くださった甘空さん、櫻井絵里子さん、リン・シエさん、ワークショップを開催くださった John Moore さんへも感謝申し上げます。


写真は、グループ展『夏』の展示作品を購入くださった生徒様のご自宅に、作品を納品させていただいた時の写真です。 作品名:cherry blossom 作家:岩澤有徑

Pleased to meet you!

Hello all. My name is John and I was born in Western Canada, near Banff and the Rocky Mountains. I’ve lived in the Kansai area for about ten years and I really enjoy it here. In my spare time I enjoy playing music, visiting restaurants and shopping for books and records. I’m looking forward to getting to know you all, I’m sure we’ll have a great time studying English together!

Our trip to Barcelona was OK …

声のトーンや言い方で左右しますが、英語で『OK』というのは、「良く」もなく「悪く」もなく、「まぁまぁ」という意味で使われます。冬の休暇のバルセロナ(スペイン)旅行の感想は、この「OK」という言葉がしっくりきます。

そもそもガウディ建築が苦手。実物を見る前から自身でもあまり好きではない事を解っていましたが、実際に見る事で感じ方が変わるかもしれないと思い、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラを拝見し、残念ながら好きになれませんでした。私よりデザインについて随分と詳しい夫より『ガウディは柱がいいから。』と言われて、柱を注目して見たものの、私にはさっぱりその良さを理解することができませんでした。

私は旅行中、街中をやたらと歩き回りますが、歩きタバコが多く、タバコの煙を避けられなかった事もマイナス要因でした。今回バスに乗ったのは2回だけで、地下鉄は一度も使用せず、ただひたすらバルセロナの街を歩き回りました。一番歩いた時で1日2万6千歩。約18キロとスマートフォンに表示されていました。歩きながらガイドブックに載っていない自分好みの店舗を見つける喜び、すれ違う人や犬を見て歩くだけで通常楽しめるのですが、タバコの煙を浴びながらだと、楽しみは半減してしまいます。そんな中、小学生くらいの男の子が、道中で一人サッカーボールをドリブルしながら走って行くと、向かい側から歩いて来る全く知らない通りすがりの人が、所々で次々とボールを男の子から奪おうとしていた光景は、スペインならではで楽しめました。サスガ、Messi が活躍する街。

もうひとつ残念だった点はホテルでの宿泊先の壁が薄かったこと。ホテルのサービスは申し分なかったのですが、隣の宿泊客が夜中まで騒ぎ出し、眠れなかったため、ホテルにクレームをつけ、翌日別の部屋に替えてもらうことになりました。帰国してから宿泊したホテルのレビューを書いたら、他の方もレビューで同じような事を書いていたことに気づきました。吟味して選んだ筈ですが、色々と抜けていたなぁと、反省。できるだけ多くの人に読んでもらいたいため英語でレビューを書いてみましたが、これは、結構英語の勉強になります。もちろんその場で英語でクレームをつけることも(笑)。

良かった事はというと、ピカソ美術館でたくさんのピカソ作品を見ることができ、絵だけでなく、色々な言葉にも出会えました。ヨーロッパの美術館では、大概無料で観覧できる日を設けています。バルセロナのピカソ美術館は、ネットで事前予約をすると、毎週木曜日18時〜と毎月第一日曜日が無料(2019年1月現在)で入館できます。

揚げたてのチェロスをたっぷりとホットチョコレートを付けて食べたり、スペインワイン・サングリア、生ハム・タパス・パエリア等々を堪能し、本場のフラメンコも間近で観れ、その迫力に感動しましたし、お天気にも恵まれ、最終替えてもらった部屋は快適となり、世界一スリの多い街で何もスラれる事なく無事に帰国できたということで、総合的に「OK」という評価に。

観光客の多いバルセロナで英語が思った以上に通じず、カフェで毎回頼む『Café con Leche(スペイン語で『カフェ・オ・レ』)』は、必要に迫られ覚えるハメに(笑)。現地に行ってからしか分からない事がありますが、もし、スペインへ次回行く機会があれば、夏に訪れるべきかなぁと感じました。

毎回最高の旅になるとは限らないですが、海外旅行は非日常を味わえ、異なる文化や言語、人に触れること、ローカルフードを食べる事が、私の休暇のエネルギーチャージに欠かせないようです。


Everything you can imagine is real. ——— Pablo Picasso

素敵なピカソの言葉に Gracias!
Gracias: スペイン語で『ありがとう。』

2018 Get Program in Canada – Part 3

カナダから帰国後、時差ボケと夏休みの宿題に追われる学生達。そんな忙しい中、プレゼンの日が近づいてきました。親御さん達の前で英語でプレゼンを行います。
トピックは、カナダ出発前に「文化」「学生生活」「植物、動物」「地理(自然)」と興味のあるものを各自選択。ブレインストーミングで、アイデアを膨らませ、プレゼンする文章を組み立て、ポスターにまとめて発表します。

発表日までしばらくあったので、マンツーマンレッスンで事前に練習を行う学生もいました。その際にカナダ以来1週間ぶりに学生達の英語を聞いて、誰より驚いたのが私でした。1週間でかなり上達していました。プレゼンの文章の組み立て方も素晴らしく、ポスターもそれぞれ個性があり綺麗に仕上がっていて、上手くまとめてあることにも感動しました。Chris と Matt が文法の修正や話す声の大きさやスピードについてアドバイスしましたが、プレゼンが上出来で、ほぼ直すことがないと褒めていました。

カナダでプレゼンのレッスンを担当してくれたカナダ出身の女性講師 Brandon は、日本での英語講師の経験が14年間あり、イマジン語学スタジオで勤務する前は、立命館中学校の国際コースで教えていた経験もあったので、日本の中高生の事をよく理解しています。Brandon のレッスンがいかに素晴らしいかは、学生達のプレゼンを見て手に取るように理解できました。

発表日には、学生達の親御さん方にお越しいただいて、みんなのプレゼンを聞いてもらいました。

カナダでどのように2週間過ごしたかも英語で説明してもらい、訪れた場所やホストファミリーとの生活について話してくれました。プレゼン後の Chris と Matt からの質問にも英語で答え、無事に終了しました。




「日本語でもプレゼンする事は難しいのに、英語でとても上手にまとめて話してくれた事に感動しました」と親御さんから感動の声をいただきました。

イマジン語学スタジオは、大人も通う英会話教室です。実際仕事で英語を使う方もおられますが、どんな状況で英語が必要とされて、困っているかを普段から私は伺っています。プレゼンテーションというのは、自分の考えを人に伝えるという手段で、どんな状況においても必要とされるスキルです。TED のようにたくさんの人の前で話しをする場がなくても、営業で自分の商品についてクライアントに伝える時、学校の発表会でみんなをまとめる時、たとえそれが日本語であってもどのように伝えたら伝わりやすいか、話しに耳を傾けてもらえるか、構成の仕方や話しの進め方等を英語でプレゼンすることで学ぶ事ができると思うのです。英語という言語は、シンプルで簡潔に伝える事に大変優れているので、これをベースに色々なシーンで活用してもらえたらと願います。

次回のカナダ行きは 2020 年の夏を予定しています。
そして、新たに 2019 年の夏にイギリスでのホームステイプログラムを計画中です。ご興味のある方はどうぞお問い合わせください。対象は中学生〜高校生です。

2018 Get Program in Canada – Part 2

バンクロフト到着の翌日(5日目)の朝から、早速 Brandon のプレゼンテーションレッスンがスタート。図書館の一室を借りてレッスンが始まりました。各テーマに沿って、プレゼンの資料を作成し、日本帰国後に親御さんの前でプレゼンを英語で発表します。初回レッスンは、テーマに沿った質問のリストアップ作業。宿題は、ホストファミリーに質問をして、その返答までをスマホに録音してくること!

「では明日の午後は湖に行きます! 水着を持って来るようにね。」

6日目、皆の宿題が思った以上に良くできていたと、Brandon は驚いて褒めてくれました。
朝のレッスン後、ランチを食べて、湖に向かう。思った以上に暑い日だったので、泳ぐのに最高の日取り! 湖でプカプカ浮かんだり泳いだり。「遠くに泳ぎすぎー!」と Yunosuke くんに手を振ってると、Taiga くんのホストファミリーが湖を渡ってボートでやってくる。めちゃかっこいいやんか! 二人乗りのビスケットチューブに乗せてくれるという。生徒達もテンション上がる!


7日目はレッスンがお休みのため、それぞれホストファミリーと過ごしました。みんな色々なところへ連れて行ってもらい、楽しかった様子を聞かせてくれました。乗馬、バーベキュー、映画、遊園地等々。ホストファミリーのおもてなしがすごい。自分が同じように学生を受け入れたとしても、こんな風におもてなしができるだろうか? 本当に感謝でいっぱいになり、安心して私は一人帰国。

残りの一週間は、毎日英語でプレゼンのレッスンを受講。プレゼン資料作りに専念。レッスン以外では、バンクロフトの観光地であるアルゴンキン国立公園を訪れたり、お土産を買ったり、帰国前の持ち寄りパーティ用にスーパーで食材の買物、料理の準備等々、、、日々忙しく過ごしてあっという間に残りの時間は過ぎ、生徒達は帰国の途につきました。








学生達の帰国当日、私も伊丹空港までお迎え。雷雨のため2時間遅れで国内線に乗り継いだものの、無事に到着! 行きよりも長いフライトと遅延による待ち時間超過でかなり疲れた様子の学生達。よく遊んでたくさん学んで帰ってきてくれました。おつかれさま! 2週間のプログラムが無事終了しました。

帰国した生徒達の英語は、予想以上に上達していて、渡航前より教えていた Chris と Matt(イマジン語学スタジオの講師達)が生徒達とレッスンで2週間ぶりに話して、その上達ぶりに大変驚いていました。
ただ、よく思われがちな「留学すれば、英語が話せるようになる」というのは大きな間違い。全く英会話の経験なく2週間だけで英語が急に話せるようになるのは不可能です。生徒達は1年以上前からレッスンを受講し、ある程度話せるようになってから留学した事がとても効果的でした。事前に学んでいたからこその結果だと確信しています。
今回のプログラムの成功は、受け入れてくださった素晴らしいホストファミリー、Brandon なしでは語れません。カナダの大自然や心温まるおもてなしが、学生達にとって貴重な思い出となり、また、英語の上達だけではなく成長へと導いてくれたのだと思います。

親御さんの前でのプレゼンテーションは、続きは Part 3 にて。

2018 Get Program in Canada – Part 1

2年毎に実施しているカナダホームステイプログラム「Get Program」。2018年の夏、第2回目が終了。今回は中学2年生〜高校1年生の女子2名、男子2名の学生と大人1名の計5名様に参加いただきました。

この2週間のプログラムは、カナダのトロントを観光後、ホームステイを行い、英語でのプレゼンテーションを学びます。観光ガイド・レッスンの教授全てを、日本で英語教授14年の経歴を持つ Brandon が担います。今回私は、始めの1週間付き添いました。

今回参加した生徒達は、マンツーマンレッスンを約週1回のペースで1年以上受講してきていたので、ある程度の英語力を付けてからプログラムに参加していただきました。

カナダ出発前には、参加する生徒達でグループレッスンを数回受講してもらい、トラベル英語(入国審査での受け応えやホストファミリー宅で家事を頼む時に必要なフレーズ等)も練習しました。

5月初旬に航空券を手配。徐々にそれぞれのホストファミリーが決まっていきました。生徒一人が一家庭に泊まれるよう手配したのは、ホストファミリーと生徒との距離が近くなるからです。他の生徒に頼らず、なんとか自分で伝えないといけない状況が増え、一人ずつ泊まる方がより英語を使う機会が増えます。

ホストファミリーが決まり、持っていくお土産について考えたり、事前に質問事項をメールして挨拶を交わし、英語を使う機会が増え、生徒達のモチベーションも上がっていきます。

出発2週間前英語で書かれた持ち物リストが Brandon から届き、リストの中に「Make up(化粧品)」と記載。日本の学校じゃありえませんが、生徒さん達へそのまま転送。

あっという間に夏休みが始まり、出発まで残りわずか。みんな不安もあって、以前にも増してレッスンを熱心に受講。

前日に台風が上陸して、ハラハラしましたが、なんとか前日に過ぎ去り、予定通り出発日を迎えました。伊丹空港で待ち合わせ。海外旅行が初めての生徒もいて、緊張している面持ち。羽田で国際線に乗り継ぎ、トロントへ直行するルート。伊丹空港で親御さんに別れを告げ、国内線でまずは羽田まで。座席がバラバラだったため、羽田に着いて、一番前に座っていた私は降り口付近でみんなが出てくるのを待っていると、誰もでてこない。いきなり、全員見失うというパニック! 降り口が2箇所あり、私と別の降り口から出た事を知る。電話を鳴らしても誰も出ない。しばらくして学生の一人 Aoi ちゃんから連絡をもらえ、みんな一緒に羽田飛行場の出口の方へ向かってしまっているとのこと。「出口を出たらカナダに行けませーん!」と戻ってきてもらい、みんな一緒にいてくれたことに感謝。そんなこともあってか、よりみんなの顔が強張っている国際線に乗り継ぐ前のワンショット↓

国際線に全員乗り継ぎ、これでひとまず安心。長いフライトを経て、念願のカナダへ出発!

第一関門の入国審査。事前レッスンで練習したものの、12時間のロングフライトと時差ボケもあり、みんな疲れた様子の中、厳しい質問が予想以上に飛んでくる。もちろん練習通りの質問ばかりじゃない。カナダ人は基本優しいはずが、ここでは異なるらしい。学生とか英語が第二ヶ国語とか通用しない。「目的は?」「お土産は何を持ってきた?」「どれくらいの量?」「どこに泊まる?」「どれ位滞在する?」「現金はいくら持ってる?」早口で怖い表情、みんなノックダウン。。。もうちょっと優しくてもいいのになぁ。
入国審査を経て、スーツケースを受け取り、日本円をカナダドルに両替して、カナダに入国。トロントの空港で、Brandon が笑顔で迎えてくれました。

近くのホテルに重たいスーツケースを降ろし、夜ごはんを食べにレストランへ。
初めて手にしたカナダドルを見ながら、Mina ちゃんは「カナダのお札はメープルシロップの香りがするらしい。」とくんくんお札を嗅ぎ始めた。「そうなん?」と私も嗅いでいると「Stop it!」と Brandon が爆笑しながら、止める。男の子達はチップをどう払えばいいか食べる前から心配で、どれ位、どのようにチップを払ったらいいかを Brandon に質問。英語で丁寧に教えてもらう。

2日目はトロントで、CNタワー・セントローレンスマーケット・水族館を観光し、ナイアガラへ移動。3日目は、ナイヤガラの滝のボートクルーズを朝に済ませ、お昼はゆっくり休憩し、学生達がリクエストしたジップラインを夜に体験。夜のイルミネーションが光り輝やくナイアガラの滝に向かってヒューーーッと滑り降りていく。ジップラインの前には花火も上がり、高台からほぼ同じ高さに上がる花火を観れるというおまけ付き。




4日目、遂に向かう場所はホストファミリー宅。ナイアガラからバンクロフトまでの長いドライブが始まります。ナイアガラにはワイナリーがあり、葡萄畑が広がっています。葡萄以外の果物も「この木は桃。これはアプリコット。りんご。」と Brandon が運転しながら説明してくれる。
ひたすら長い高速道路を延々と走っていく。高速道路の工事と事故車の影響で予想以上に時間がかかり4時間の予定が7時間のロングドライブになり、夕方にやっとバンクロフトに到着。
ウェルカムボードがある! 家が可愛い! 広いお庭! 子犬がいる! 子供達がキュート!
ホストファミリーの方々も心待ちにしてくださっていたこともあり、みなさん笑顔で迎えてくれ、各ご家族の様子を伺いながら、学生達を一人一人送り届けました。




2018 Get Program、続きは Part 2 で。