Pleased to meet you!

Hello all. My name is John and I was born in Western Canada, near Banff and the Rocky Mountains. I’ve lived in the Kansai area for about ten years and I really enjoy it here. In my spare time I enjoy playing music, visiting restaurants and shopping for books and records. I’m looking forward to getting to know you all, I’m sure we’ll have a great time studying English together!

Our trip to Barcelona was OK …

声のトーンや言い方で左右しますが、英語で『OK』というのは、「良く」もなく「悪く」もなく、「まぁまぁ」という意味で使われます。冬の休暇のバルセロナ(スペイン)旅行の感想は、この「OK」という言葉がしっくりきます。

そもそもガウディ建築が苦手。実物を見る前から自身でもあまり好きではない事を解っていましたが、実際に見る事で感じ方が変わるかもしれないと思い、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラを拝見し、残念ながら好きになれませんでした。私よりデザインについて随分と詳しい夫より『ガウディは柱がいいから。』と言われて、柱を注目して見たものの、私にはさっぱりその良さを理解することができませんでした。

私は旅行中、街中をやたらと歩き回りますが、歩きタバコが多く、タバコの煙を避けられなかった事もマイナス要因でした。今回バスに乗ったのは2回だけで、地下鉄は一度も使用せず、ただひたすらバルセロナの街を歩き回りました。一番歩いた時で1日2万6千歩。約18キロとスマートフォンに表示されていました。歩きながらガイドブックに載っていない自分好みの店舗を見つける喜び、すれ違う人や犬を見て歩くだけで通常楽しめるのですが、タバコの煙を浴びながらだと、楽しみは半減してしまいます。そんな中、小学生くらいの男の子が、道中で一人サッカーボールをドリブルしながら走って行くと、向かい側から歩いて来る全く知らない通りすがりの人が、所々で次々とボールを男の子から奪おうとしていた光景は、スペインならではで楽しめました。サスガ、Messi が活躍する街。

もうひとつ残念だった点はホテルでの宿泊先の壁が薄かったこと。ホテルのサービスは申し分なかったのですが、隣の宿泊客が夜中まで騒ぎ出し、眠れなかったため、ホテルにクレームをつけ、翌日別の部屋に替えてもらうことになりました。帰国してから宿泊したホテルのレビューを書いたら、他の方もレビューで同じような事を書いていたことに気づきました。吟味して選んだ筈ですが、色々と抜けていたなぁと、反省。できるだけ多くの人に読んでもらいたいため英語でレビューを書いてみましたが、これは、結構英語の勉強になります。もちろんその場で英語でクレームをつけることも(笑)。

良かった事はというと、ピカソ美術館でたくさんのピカソ作品を見ることができ、絵だけでなく、色々な言葉にも出会えました。ヨーロッパの美術館では、大概無料で観覧できる日を設けています。バルセロナのピカソ美術館は、ネットで事前予約をすると、毎週木曜日18時〜と毎月第一日曜日が無料(2019年1月現在)で入館できます。

揚げたてのチェロスをたっぷりとホットチョコレートを付けて食べたり、スペインワイン・サングリア、生ハム・タパス・パエリア等々を堪能し、本場のフラメンコも間近で観れ、その迫力に感動しましたし、お天気にも恵まれ、最終替えてもらった部屋は快適となり、世界一スリの多い街で何もスラれる事なく無事に帰国できたということで、総合的に「OK」という評価に。

観光客の多いバルセロナで英語が思った以上に通じず、カフェで毎回頼む『Café con Leche(スペイン語で『カフェ・オ・レ』)』は、必要に迫られ覚えるハメに(笑)。現地に行ってからしか分からない事がありますが、もし、スペインへ次回行く機会があれば、夏に訪れるべきかなぁと感じました。

毎回最高の旅になるとは限らないですが、海外旅行は非日常を味わえ、異なる文化や言語、人に触れること、ローカルフードを食べる事が、私の休暇のエネルギーチャージに欠かせないようです。


Everything you can imagine is real. ——— Pablo Picasso

素敵なピカソの言葉に Gracias!
Gracias: スペイン語で『ありがとう。』

2018 Get Program in Canada – Part 3

カナダから帰国後、時差ボケと夏休みの宿題に追われる学生達。そんな忙しい中、プレゼンの日が近づいてきました。親御さん達の前で英語でプレゼンを行います。
トピックは、カナダ出発前に「文化」「学生生活」「植物、動物」「地理(自然)」と興味のあるものを各自選択。ブレインストーミングで、アイデアを膨らませ、プレゼンする文章を組み立て、ポスターにまとめて発表します。

発表日までしばらくあったので、マンツーマンレッスンで事前に練習を行う学生もいました。その際にカナダ以来1週間ぶりに学生達の英語を聞いて、誰より驚いたのが私でした。1週間でかなり上達していました。プレゼンの文章の組み立て方も素晴らしく、ポスターもそれぞれ個性があり綺麗に仕上がっていて、上手くまとめてあることにも感動しました。Chris と Matt が文法の修正や話す声の大きさやスピードについてアドバイスしましたが、プレゼンが上出来で、ほぼ直すことがないと褒めていました。

カナダでプレゼンのレッスンを担当してくれたカナダ出身の女性講師 Brandon は、日本での英語講師の経験が14年間あり、イマジン語学スタジオで勤務する前は、立命館中学校の国際コースで教えていた経験もあったので、日本の中高生の事をよく理解しています。Brandon のレッスンがいかに素晴らしいかは、学生達のプレゼンを見て手に取るように理解できました。

発表日には、学生達の親御さん方にお越しいただいて、みんなのプレゼンを聞いてもらいました。

カナダでどのように2週間過ごしたかも英語で説明してもらい、訪れた場所やホストファミリーとの生活について話してくれました。プレゼン後の Chris と Matt からの質問にも英語で答え、無事に終了しました。




「日本語でもプレゼンする事は難しいのに、英語でとても上手にまとめて話してくれた事に感動しました」と親御さんから感動の声をいただきました。

イマジン語学スタジオは、大人も通う英会話教室です。実際仕事で英語を使う方もおられますが、どんな状況で英語が必要とされて、困っているかを普段から私は伺っています。プレゼンテーションというのは、自分の考えを人に伝えるという手段で、どんな状況においても必要とされるスキルです。TED のようにたくさんの人の前で話しをする場がなくても、営業で自分の商品についてクライアントに伝える時、学校の発表会でみんなをまとめる時、たとえそれが日本語であってもどのように伝えたら伝わりやすいか、話しに耳を傾けてもらえるか、構成の仕方や話しの進め方等を英語でプレゼンすることで学ぶ事ができると思うのです。英語という言語は、シンプルで簡潔に伝える事に大変優れているので、これをベースに色々なシーンで活用してもらえたらと願います。

次回のカナダ行きは 2020 年の夏を予定しています。
そして、新たに 2019 年の夏にイギリスでのホームステイプログラムを計画中です。ご興味のある方はどうぞお問い合わせください。対象は中学生〜高校生です。

2018 Get Program in Canada – Part 2

バンクロフト到着の翌日(5日目)の朝から、早速 Brandon のプレゼンテーションレッスンがスタート。図書館の一室を借りてレッスンが始まりました。各テーマに沿って、プレゼンの資料を作成し、日本帰国後に親御さんの前でプレゼンを英語で発表します。初回レッスンは、テーマに沿った質問のリストアップ作業。宿題は、ホストファミリーに質問をして、その返答までをスマホに録音してくること!

「では明日の午後は湖に行きます! 水着を持って来るようにね。」

6日目、皆の宿題が思った以上に良くできていたと、Brandon は驚いて褒めてくれました。
朝のレッスン後、ランチを食べて、湖に向かう。思った以上に暑い日だったので、泳ぐのに最高の日取り! 湖でプカプカ浮かんだり泳いだり。「遠くに泳ぎすぎー!」と Yunosuke くんに手を振ってると、Taiga くんのホストファミリーが湖を渡ってボートでやってくる。めちゃかっこいいやんか! 二人乗りのビスケットチューブに乗せてくれるという。生徒達もテンション上がる!


7日目はレッスンがお休みのため、それぞれホストファミリーと過ごしました。みんな色々なところへ連れて行ってもらい、楽しかった様子を聞かせてくれました。乗馬、バーベキュー、映画、遊園地等々。ホストファミリーのおもてなしがすごい。自分が同じように学生を受け入れたとしても、こんな風におもてなしができるだろうか? 本当に感謝でいっぱいになり、安心して私は一人帰国。

残りの一週間は、毎日英語でプレゼンのレッスンを受講。プレゼン資料作りに専念。レッスン以外では、バンクロフトの観光地であるアルゴンキン国立公園を訪れたり、お土産を買ったり、帰国前の持ち寄りパーティ用にスーパーで食材の買物、料理の準備等々、、、日々忙しく過ごしてあっという間に残りの時間は過ぎ、生徒達は帰国の途につきました。








学生達の帰国当日、私も伊丹空港までお迎え。雷雨のため2時間遅れで国内線に乗り継いだものの、無事に到着! 行きよりも長いフライトと遅延による待ち時間超過でかなり疲れた様子の学生達。よく遊んでたくさん学んで帰ってきてくれました。おつかれさま! 2週間のプログラムが無事終了しました。

帰国した生徒達の英語は、予想以上に上達していて、渡航前より教えていた Chris と Matt(イマジン語学スタジオの講師達)が生徒達とレッスンで2週間ぶりに話して、その上達ぶりに大変驚いていました。
ただ、よく思われがちな「留学すれば、英語が話せるようになる」というのは大きな間違い。全く英会話の経験なく2週間だけで英語が急に話せるようになるのは不可能です。生徒達は1年以上前からレッスンを受講し、ある程度話せるようになってから留学した事がとても効果的でした。事前に学んでいたからこその結果だと確信しています。
今回のプログラムの成功は、受け入れてくださった素晴らしいホストファミリー、Brandon なしでは語れません。カナダの大自然や心温まるおもてなしが、学生達にとって貴重な思い出となり、また、英語の上達だけではなく成長へと導いてくれたのだと思います。

親御さんの前でのプレゼンテーションは、続きは Part 3 にて。

2018 Get Program in Canada – Part 1

2年毎に実施しているカナダホームステイプログラム「Get Program」。2018年の夏、第2回目が終了。今回は中学2年生〜高校1年生の女子2名、男子2名の学生と大人1名の計5名様に参加いただきました。

この2週間のプログラムは、カナダのトロントを観光後、ホームステイを行い、英語でのプレゼンテーションを学びます。観光ガイド・レッスンの教授全てを、日本で英語教授14年の経歴を持つ Brandon が担います。今回私は、始めの1週間付き添いました。

今回参加した生徒達は、マンツーマンレッスンを約週1回のペースで1年以上受講してきていたので、ある程度の英語力を付けてからプログラムに参加していただきました。

カナダ出発前には、参加する生徒達でグループレッスンを数回受講してもらい、トラベル英語(入国審査での受け応えやホストファミリー宅で家事を頼む時に必要なフレーズ等)も練習しました。

5月初旬に航空券を手配。徐々にそれぞれのホストファミリーが決まっていきました。生徒一人が一家庭に泊まれるよう手配したのは、ホストファミリーと生徒との距離が近くなるからです。他の生徒に頼らず、なんとか自分で伝えないといけない状況が増え、一人ずつ泊まる方がより英語を使う機会が増えます。

ホストファミリーが決まり、持っていくお土産について考えたり、事前に質問事項をメールして挨拶を交わし、英語を使う機会が増え、生徒達のモチベーションも上がっていきます。

出発2週間前英語で書かれた持ち物リストが Brandon から届き、リストの中に「Make up(化粧品)」と記載。日本の学校じゃありえませんが、生徒さん達へそのまま転送。

あっという間に夏休みが始まり、出発まで残りわずか。みんな不安もあって、以前にも増してレッスンを熱心に受講。

前日に台風が上陸して、ハラハラしましたが、なんとか前日に過ぎ去り、予定通り出発日を迎えました。伊丹空港で待ち合わせ。海外旅行が初めての生徒もいて、緊張している面持ち。羽田で国際線に乗り継ぎ、トロントへ直行するルート。伊丹空港で親御さんに別れを告げ、国内線でまずは羽田まで。座席がバラバラだったため、羽田に着いて、一番前に座っていた私は降り口付近でみんなが出てくるのを待っていると、誰もでてこない。いきなり、全員見失うというパニック! 降り口が2箇所あり、私と別の降り口から出た事を知る。電話を鳴らしても誰も出ない。しばらくして学生の一人 Aoi ちゃんから連絡をもらえ、みんな一緒に羽田飛行場の出口の方へ向かってしまっているとのこと。「出口を出たらカナダに行けませーん!」と戻ってきてもらい、みんな一緒にいてくれたことに感謝。そんなこともあってか、よりみんなの顔が強張っている国際線に乗り継ぐ前のワンショット↓

国際線に全員乗り継ぎ、これでひとまず安心。長いフライトを経て、念願のカナダへ出発!

第一関門の入国審査。事前レッスンで練習したものの、12時間のロングフライトと時差ボケもあり、みんな疲れた様子の中、厳しい質問が予想以上に飛んでくる。もちろん練習通りの質問ばかりじゃない。カナダ人は基本優しいはずが、ここでは異なるらしい。学生とか英語が第二ヶ国語とか通用しない。「目的は?」「お土産は何を持ってきた?」「どれくらいの量?」「どこに泊まる?」「どれ位滞在する?」「現金はいくら持ってる?」早口で怖い表情、みんなノックダウン。。。もうちょっと優しくてもいいのになぁ。
入国審査を経て、スーツケースを受け取り、日本円をカナダドルに両替して、カナダに入国。トロントの空港で、Brandon が笑顔で迎えてくれました。

近くのホテルに重たいスーツケースを降ろし、夜ごはんを食べにレストランへ。
初めて手にしたカナダドルを見ながら、Mina ちゃんは「カナダのお札はメープルシロップの香りがするらしい。」とくんくんお札を嗅ぎ始めた。「そうなん?」と私も嗅いでいると「Stop it!」と Brandon が爆笑しながら、止める。男の子達はチップをどう払えばいいか食べる前から心配で、どれ位、どのようにチップを払ったらいいかを Brandon に質問。英語で丁寧に教えてもらう。

2日目はトロントで、CNタワー・セントローレンスマーケット・水族館を観光し、ナイアガラへ移動。3日目は、ナイヤガラの滝のボートクルーズを朝に済ませ、お昼はゆっくり休憩し、学生達がリクエストしたジップラインを夜に体験。夜のイルミネーションが光り輝やくナイアガラの滝に向かってヒューーーッと滑り降りていく。ジップラインの前には花火も上がり、高台からほぼ同じ高さに上がる花火を観れるというおまけ付き。




4日目、遂に向かう場所はホストファミリー宅。ナイアガラからバンクロフトまでの長いドライブが始まります。ナイアガラにはワイナリーがあり、葡萄畑が広がっています。葡萄以外の果物も「この木は桃。これはアプリコット。りんご。」と Brandon が運転しながら説明してくれる。
ひたすら長い高速道路を延々と走っていく。高速道路の工事と事故車の影響で予想以上に時間がかかり4時間の予定が7時間のロングドライブになり、夕方にやっとバンクロフトに到着。
ウェルカムボードがある! 家が可愛い! 広いお庭! 子犬がいる! 子供達がキュート!
ホストファミリーの方々も心待ちにしてくださっていたこともあり、みなさん笑顔で迎えてくれ、各ご家族の様子を伺いながら、学生達を一人一人送り届けました。




2018 Get Program、続きは Part 2 で。

What’s Next? September 2018

2018年9月から始まる「秋」のグループ展は、小野さや香さん、菅本祐子さん、徳永好恵さん、リン・シエさんによる計四名の作家さんの作品で、イマジン語学スタジオの展示がガラっと替わります。また、昨年の11月に『今日は死ぬのにもってこいの日』を上演くださった女優の森うたうさんが、ローンチ・パーティの前に『おこんじょうるり』を上演くださいます。

鑑賞後のローンチ・パーティでは、台湾出身で水墨画作家でもある、グループ展参加作家のリン・シエさんが、台湾料理をご用意くださいます。メニューは、筒包みおこわ、エビと青菜ワンタン、焼き豚マン、サンラータン等々。デザートにはエッグタルトとパイナップルケーキを、台湾茶三種類と一緒にご賞味いただけます。冷凍食品を一切使わず、すべて手作りです。


シエさんは、台湾から留学生として来日されてから、絵描きとしてだけでなく、料理活動家、薬膳インストラクターとして幅広く活躍されています。お料理はアートと同じ、物作りの一つとして捉え、お料理を通して出会う人々との交流を楽しんでおられます。同じお料理でも、異なる場所、人々、器に寄って、新鮮な雰囲気を作り出すことに魅力を感じておられ、素敵な時間を皆さんと一緒に共有できることを楽しみにされています。

森うたうさんの語り『おこんじょうるり』は、おばあちゃんに助けられたきつねが恩返しをするという絵本を題材にした内容で、創作民話の世界に独自の世界を切り開いた名作となります。


昨年の『今日は死ぬのにもってこいの日』に引き続き、イマジン語学スタジオで語らせていただくことをとても嬉しく思っております。(今回の『おこんじょうるり』は、)お子様から大人まで楽しんでいただける作品です。 ——— 森うたう

小学生のお子さんにも分かりやすく、大人にも感動いただける内容です。どうぞ、ご家族、親子さま揃ってご鑑賞ください。

演  目: 森うたう語りの和
      『おこんじょうるり』
      (さねとうあきら民話劇集より)

場  所: 大原集会所 1階 E室
日  程: 2018年9月9日(日)
開  場: 16時30分〜
開  演: 17時00分〜
      上演時間はおおよそ30分間

入場料: 大人 (高校生以上) 6,480円
     小人 (小学生、中学生) 3,780円
※鑑賞料金・イマジンでのローンチパーティ食事代を含む

出演・演出: 森うたう
著者   : さねとうあきら(著者)
出版   : 晩成書房
音楽   : 三味線演奏 歌佳
※音楽は生演奏ではなく、録音済み音源の再生演奏になります

『おこんじょうるり』は柳田国男の「遠野物語」のエッセンスを集めた作品ですが、そのテーマは全く逆方向を示しており遠野地方に伝わる民話を動物(狐)の立場から逆転させてやろう「狐が語った『遠野物語』」というのが狙いでした。「反民話の民話」の立場を自覚したのは、この話を書いてからです。(『さねとうあきら民話劇集』のあとがきより抜粋)

森うたう(プロフィール)
東京芸術座、前進座で舞台の基本を学び、1980年フリーとして舞台活動を開始。各種劇団、プロデュース公演に多数出演。2004年に芝居、語り、朗読などの企画・制作をする水の輪を創立。2009年プロの俳優・声優、シニアなどに朗読、語り、語りパフォーマンスを指導する私塾の水の輪教室を開講。現在、東京の他に教室開講の準備中。創作舞踊家として中国の人民大会堂や、久保田一竹美術館などのイベントに出演。2011年以降、東日本大震災チャリティーイベントを主催。また、保育園や幼稚園で幼児・子供向けのイベントの企画なども手掛けている。昨年11月にイマジン語学スタジオで上演した森うたう一人語り『今日は死ぬのにもってこいの日』は様々なスペースで上演中。今後は、“一人語り”を“語りの和”と変更し、いろいろな作品の語り部として全国巡演を目指している。

ローンチ・パーティについて

場  所: イマジン語学スタジオ
日  程: 2018年9月9日(日)
時  間: 18時頃〜21時頃まで
料理活動家: リン・シエ

リン・シエ(プロフィール)
台湾生まれ、北台湾育ち、国立台湾芸術大学を卒業して留学生として来日。総合アート修士学位取得、台湾調理師国家資格取得、台湾料理教室「小宇宙食堂」を主宰、三春台湾薬膳工房の代表。
『甲飽沒(ジャーバームェ?)』 台湾語伝統的な挨拶で、『今日のご飯済ませたかー?』という意味です。台湾人の生活の中で「食」はとても大事な一環として捉えられています。また、台湾に伝わる伝統食養法は、昔から代々伝えられていて自然と共存しています。台湾は日本と同じ島国で、山の幸・海の幸を取り入れたり、多元的な食文化のある国です。海外暮らしの私にとっては、もっともっといろんな台湾ごはんを紹介し、広がって欲しいと願います。
食材は冷凍食品を使わずにいちから手作りします。乾物は台湾の自然食のお店から仕入れ、調味料とお野菜も安心安全な国産のものを意識して取り入れています。子育て中の母である私に取っても、体にやさしい子供達にパクパク食べてもらえる優しい味付けを心掛けています。ぜひご賞味ください。

パーティ参加のお申し込みは、2018年8月31日(金)までにお願いいたします。ご家族さま、ご友人さま等々お誘い合わせの上、皆さまのご参加お待ち申し上げます

【お問い合わせ】
イマジン語学スタジオ
兵庫県芦屋市大原町11-24 ラポルテ北館219
tel:0797-57-0012
email:info@justimagine.jp
アクセス: Get In Touch

What’s Next? June 2018

2018年の内装を彩る作品の展示は、今まで展示くださった作家さま方にご協力いただきながら、一年を通して「春」「夏」「秋」「冬」のグループ展という形で開催しております。その第二回目の展示「夏」では、五名の作家さまの参加を予定しております。

【エキシビション・展示について】
作家:岩澤有徑、奥原しんこ、久保田裕美、Bessh、山下ジュンコ (敬称略、五十音順)
展示名:夏
展示期間:2018年5月30日(水)~8月26日(日) まで

展示替えに伴い、恒例のローンチパーティを下記日程で開催いたします。作品の鑑賞だけでなく、美味しいお食事を囲んで、ソーシャルスキルを磨きましょう! 生徒さま同士はご遠慮なく日本語で、講師とは英語で、レッスンとはまた違ったシーンの中で英語で話してみましょう。


写真はイメージ。左は、プー・パット・ポン・カリー(ソフトシェルクラブのカレー炒め)の試作画像。右は、バナナフリッターズの試作画像。

お食事は櫻井絵里子さんによるビュッフェスタイルのお料理で、今回の展示に伴って「夏」をテーマとしたアジア料理をご用意くださる予定です。ソフトシェルクラブのカレー炒め(タイ料理でプー・パット・ポン・カリーと呼ばれるもの)や、生春巻き、パッタイ(タイ風焼きそば)、グリーンカレー、タイ風さつま揚げ、レモングラス風味のつくね、自家製のナンプラー糀を使った夏野菜やフルーツをふんだんに使ったアジアンサラダ等々、スパイシーで魅力的で手の込んだお料理が並ぶ予定です。デザートではChrisからのリクエストで「バナナフリッターズ」を。これはアジアではなくジャマイカの朝食に食べられるものですが、アジア料理に合うようにココナッツ風味仕立てに仕上げてくださるそうです。お料理に合うワインのセレクトはソムリエ・本城真矢さんです。

【ローンチパーティについて】
日 時:2018年6月3日(日) 17時~
参加費:大人 4,000円/1名
    子ども・学生 2,000円/1名(小学生~大学生を差します。小学生未満は無料)
その他:ワイン 500円/飲み放題

料 理:櫻井絵里子(料理家)
ワイン:本城真矢(ソムリエ)

パーティ参加のお申し込みは、2018年5月26日(土)までにお願いいたします。ご家族さま、ご友人さま等々お誘い合わせの上、皆さまのご参加お待ち申し上げます

【お問い合わせ】
イマジン語学スタジオ
兵庫県芦屋市大原町11-24 ラポルテ北館219
tel:0797-57-0012
email:info@justimagine.jp
アクセス: Get In Touch

Our 10th Anniversary

朝、体重を計ったら1キロ増! あまり食べた訳じゃないのになぁと、春の日差しが暖かい日曜日の朝、John Moore さんに会えるのが楽しみな一日の始まりでもありました。

イマジン語学スタジオ10周年特別企画として、Johnさんに講演とワークショップの開催を打診したのが昨年末でしたが、「イマジンを訪れることを楽しみにしてくれているよ」と伺ったのは2月の初旬。半分諦めかけていた私に、そのお知らせは驚きと同時に1ケ月後の開催告知が間に合わないのではと不安の中、なんとか2週間前ギリギリにご案内。それにも関わらず、たくさんの方から参加のご連絡をいただくことが出来ました。ご多用の中ご参加いただき、本当にありがとうございました。

心待ちにしていた3月4日、Johnさんに語っていただいたのは『SEEDS ARE ALIVE』と題した「種」のお話し。Johnさんは基本的に英語で、たまに日本語を交えて話してくださいました。一方的に話すのではなく、常に聴衆に問いかけます。質問を受けても単に応えるのでなく、質問者へ投げかけます。質問した人が答えを自ら導き出せるように促すのがJohnさん流。また、Johnさんは人の心に届くよう言葉をとても慎重に選んで伝えます。素晴らしい語り手だなと感じました。

種のお話しはシンプルでいて、奥が深い。子供も大人も理解しづらいこともあったと思います。「英語」だから分からない、そういうのとは違うのではないかとJohnさんのお話しを伺って感じました。語学のスキルに関わらず、すぐに理解できなくてもいい、あるいは理解できるものではないのではないか、と。8歳の子供がJohnさんのお話しを10年後に理解できるかもしれない、あるいは数年後かもしれない。英語が完全に理解出来たとしても、Johnさんの熱意が伝わらなかった人だっているかもしれません。ワークショップでそれぞれに作った泥団子が、育ち方や環境によって芽の出る日が異なるように、Johnさんのお話しがそれぞれの心の中に響いて、いつか理解できることが出来たら良いなと思うのです。食事をするときに、ふと種のことを意識してみたら、何か気付くことがあるかもしれません。そこからどのように行動に移せるかは人によって異なるはず。そして行動したときにこそ、Johnさんが本当に伝えたかったことを理解できたと言えるのではないでしょうか。

「Don’t believe me!」とJohnさん。Johnさんの考えに賛同するのかしないのか、人それぞれ異なっていいのです。英語という言語は、みんな一緒でなくていいよ、それぞれ自分の考えを持って構わないよ、ということを教えてくれる言語なんだなぁと、改めて学ぶことができました。

今回参加くださった方々は子供も大人も、英語のレベルもみんなバラバラ。子供だから分からないというのはなく、逆に大人だから分かり得なかったことも。「土は何でできている?」とJohnさんの質問に、「だんご虫ちゃうん?」って小学生。大人よりずっとまともに応えてくれました。そして、Johnさんのお話しの中で出てきた満月のお話し。満月の日は、体重が増えるのだとか。今朝の私の体重増はそういうことだったようです。種、土、月、太陽、四季……もっともっと自然と向き合わなくては。Johnさんのお話しの中にはたくさんの気付きがありました。


講演とワークショップの後は、今回のグループ展に参加くださった泉 依里さん、落 直子さん、福島千佳さん、山内裕美さんの、4人による作品が展示されたイマジン語学スタジオでのローンチパーティ。初めてのグループ展開催でしたが、それぞれの作家の、テーマ「春」の作品が並び、気持ちのいい空間に仕上がりました。パーティで直接作家さんへ作品についてご質問された方もいらっしゃいました。作品は一部非売品もありますが、購入も可能です。気に入った作品があれば、お気軽にお問い合わせください。

今回お料理を担当してくださった甘空の池尻彩子さん。いつものように素敵なケータリングで、みんながとても気になって惹き付けられた「熊のロース肉」も、予想した以上にあっさりした美味しい味噌シチューに仕上がっていて、メモリアルな10周年を皆さんと一緒にお祝いすることができました。甘空の3月10日新店舗オープン前のお忙しい中、心のこもったお料理を本当にありがとうございました。これからの益々のご活躍を応援しております。

ワインは、今回の『SEEDS ARE ALIVE』のお話しに合せたオーガニックワインを、ソムリエ本城真矢さんがセレクト。スパークリング、赤も白もお料理にとても合って、お料理をさらに引き立ててくれました。

10年前、英国リバプールで学生時代を過ごした英会話講師、EdとBeccaのふたりと始めた英会話スクール「イマジンが語学スタジオ」。みんなで名付けたimagine*が、こんな風に続いているなんて想像したことはなかったけれど、著名ミュージシャンのPaul McCartney(ポール・マッカートニー)とリバプールで幼少期を過ごされたというJohnさんから、『imagine*って名前がいいね!』と言っていただけたことはさらに想定外!!

パーティは夜9時過ぎまで続き、満月が教室の窓に光り輝いていました。今回ご参加くださった生徒さま、そのご家族さま、ご友人方々、Johnさん、坂田さん、常深さん、池尻さん、本城さん、展示作家の方々、そしてスタッフたちへ、感謝の思いを込めて。

10th Anniversary of imagine*

10周年特別企画

来る2018年3月2日(金)にイマジン語学スタジオはオープン10周年を迎えます。これもひとえに、支えてくださる生徒の方々のご尽力、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。

10周年を迎えるにあたって、内装を彩る作品の展示は、今まで展示くださった作家さま方にご協力いただいて、一年を通して「春」「夏」「秋」「冬」のグループ展という形で開催します。第一回目の展示「春」では四名の作家さまの参加を予定しています。

そして今回、イマジンの10周年特別企画として、シーズ・オブ・ライフのジョン・ムーア氏をお招きし、講演とワークショップをローンチパーティ前に開催することが決定しました! 詳細は下記の通りとなります。

Johnさんの『SEEDS ARE ALIVE』の講演とワークショップを、イマジン語学スタジオにて英語で行います。特に子供たち、学生たちに向けて話してもらいたいというこちらの要望に合せて、学生でも分かりやすく、シンプルな英語でお話くださいます。また、プリントもご用意いただきますので、学生たち(特に小学生~中学生)は積極的にご参加ください。勿論、大人の方も保護者さまも、(恥ずかしがらずに!)奮ってご参加ください。講演後のワークショップでは、実際に種を植えたコンパニオンシードボール(泥団子のようなもの!)を作ってお持ち帰りいただきます。在来種とは何なのかご存知なくても英語に自信がなくても大丈夫です! 人間誰もが生きていく上で必要なこと、大切なことをお話しくださいます。

ジョン・ムーアさんについて
アイルランド出身のJohnさんは、オーガニックフード・ガーデニング教師を務め、約30年前に来日、(株)電通にてコピーライターとして活躍後、アウトドアウェアのパタゴニア日本支社長に就任、現在は 一般社団法人SEEDS OF LIFE の代表理事として、種子の保護・育成活動に従事。ローカルシードライブラリー(種図書館)の設立支援やオーガニック教育プログラム、アーバンファーミング、キッチンガーデンの推進、SEED to Products(種から作るオーガニック商品)のプロデュースなどを行っています。

講演とワークショップ後は、料理家 池尻彩子さん(甘空)のパーティ料理をご用意いたします。今回のお料理は展示・講演に合せた「春のめざめ」をテーマに、兵庫県浜崎の新温泉町の山菜をふんだんに使用したピンチョス・熊の味噌シチュー・北海道産オーガニック小麦を使用したフォカッチャ等々、また、Johnさんが育てたオーガニック小麦を使ったお料理も。高知産のイチゴを使用したデザートもご用意くださる予定です。

近々、甘空(あまそら)さんが芦屋にお店をオープン予定のご多忙の中、Johnさんとのご縁をつないでくださいました。こんな地方の小さなスクールにお越し頂けるとは想像もしておりませんでしたが、Johnさんご本人もとても楽しみにしてくださっています。

【エキシビション・展示について】
作家:泉依里・落直子・福島千佳・山内裕美
展示名:春
展示期間:2018年3月4日~5月27日

【講演・ワークショップについて】
日時:2018年3月4日(日)16時~ (お食事18時頃~)
場所:イマジン語学スタジオ

【参加費(お食事代込)】
大人:4,000円(税込)
学生:2,000円(税込)
小学生未満:無料

【お飲物】
ソムリエ・本城真矢さんにお料理に合せたワイン、今回のイベントの内容に合せてオーガニックワインもご用意いただきます。
1杯:500円

参加のお申し込みは、2月25日(日)までとなります。間際のご連絡となりご不憫をお掛けいたしますが、ご参加のご連絡をお待ちしております。

自然と向き合うJohnさんのお話を聞いた後は自然からの恵をいただきながら、英語も日本語も交えて、生徒さま同士、作家さま、講師達、、みんなで交流を深めましょう! 皆さまからのご参加お待ち申し上げます!

Speaking English in Helsinki, Finland.

イマジン語学スタジオへ通う生徒さんの中には、トラベル英会話を希望される方も少なくありません。「英会話を身に付けたら、さらに海外旅行が楽しめるかも!」「英会話に自信をつけて個人旅行で海外へ行ってみたい。」等々目的は様々です。トラベル英語に使用する教材では、レストランでの注文の仕方やどのバスが空港行きなのかを尋ねる等のトピックが用意されており、海外旅行時に必要な英会話について学ぶ事ができます。

今回の私の旅・フィンランドは、トラベル英会話を試すのに思いのほかとても良い国だと感じました。フィンランド人の母語はフィンランド語ですが、かなりの方が英語を公用語かと思わせる位にとても流暢に話されます。またスウェーデン語も話せるようです。街中にある標識はほとんどの場合、フィンランド語とスウェーデン語で表記されているため、そのどちらかの言語が理解できなければ、英語で尋ねるしか他ならないのです。

首都ヘルシンキに滞在し、アラビアのアウトレットで買い物をしたり、ムーミン美術館へ行ったり、ハイキングをしたり、スーパーで食材を買ったり、カフェで朝食を食べたり。特別な事と言えば、南に位置するエストニアの首都タリンへ船で訪れた事くらいでしょうか。そんな特別な事は特にしない旅の中でも、移動には、トラム(路面電車)・地下鉄・列車・バス・船等を使う必要がありました。乗り物に乗るとしてもチケットを買わなければならず、それぞれのチケットの買い方も使い方も何もかも分からなかったので、ひとつひとつ調べなくてはなりませんでした。もちろん機械でチケットを買う場合、イチイチ人に尋ねなくても買う事が出来た時もありましたが、今回の旅で困って英語で尋ねる必要があったのは、次のようなことでした。

(乗り込んだバスで)目的地に停まるのか?
(駅で)電車のホームはどこか?
(スーパーで)量り売りの果物の値段の付け方はどのようにするのか?
(パン屋で)パンの中の具材が何か?
(道端で)木に鳥の巣のようなものがついているけど鳥の巣なのか? 等々

最後の質問はさておき、他にも色々あり、本当に質問や聞きたいことがたくさんありました。
もちろんgoogle検索は強い見方ですし、地球の歩き方も持参していましたが、困った際にその場に居合わせる現地の人に聞くのが一番手っ取り早い解決方法です。現地の方と触れ合える機会にもなります。ただ質問に応えてくれるだけでなく、現地の人しか知らないちょっとした情報を教えてもらえることもあります。また、そこの国の人柄は無愛想なのかどんな国民性なのかも会話をすることで大体掴めます。とにかく分からない事があれば、すぐに聞き回ります。とはいえ、母国語をフィンランド語とするフィンランド人に英語で質問して、どれくらい応えてくれるのか、私の発音で伝わるものなのか、訪れるまで分かりませんでした。結果、ほとんどの方が世代に限らず英語を話して私の英語に耳を傾けてくださいました。本当に親切に応えてくださり、中には聞く前に、困っている様子を見兼ねて声をかけてくれる方も。日本に住んでいたという方にも出会え、世間話等もしながら、フィンランド人との会話のし易さに感動しました。多分、私にとってもフィンランドの方にとっても、英語が第二か国語同士の会話だから話し易かったのかもしれませんが、フィンランド人の話す英語に独特の癖がなくとても聞き取り易い上、親切で真面目な国民性も相まって話し易いと感じたのかもしれません。

寒いところが苦手で寒い国への旅を避けていましたが、寒い国に旅するのも悪くないと思えた今回の旅。色々な国を旅しましたが、こんなにも言葉の壁を感じなかったのも初めてかもしれません。トラベル英会話をリアルに試してみたい人へフィンランド旅行はオススメです。

水が本当に美味しく、空気が澄んでいて、街が美しく、清潔で時間厳守のフィンランド。街中の洗練されたデザイン、目に余る広告等もほとんどなく、シンプルで全てにおいてすっきりとしていて居心地が良く、過ごし易く安全で、温かいフィンランド人に触れた旅になりました。そして、何より私のつまらない質問にも親切に応えてくださったフィンランド人に感謝です。 kiitos *!

*キートス(フィンランド語で「ありがとう」)