2019 Get Program in Europe -Part 2
Lodeve(ロデヴ)で迎えてくれたのはアイルランド出身の Kevin 。今回初めてお会いしましたが、すぐに打ち解けることができました。元レモネード工場だった場所に工房を構えて、そこでスクリーンプリントレッスンを行いながらコテージも経営されています。
レッスンだけでなく、タクシーの手配、朝ごはんの準備、ご好意で連れて行ってくださった湖やマーケットへの観光に至るまで、こちらもご家族総出でお世話してくださいました。Kevin は、Paris でベストスリーに入る有名なスクールで、世界中から訪れる学生達にスクリーンプリントを教えていた経験があります。アイルランド出身のため英語が母国語ですが、フランス語も堪能で、ご自身も作家として作品を作る活動をされています。
生徒達は自分で描いた絵で版をおこし、希望の色のインクを混ぜ合わせ、完成させた版を刷る全ての作業工程を英語で学び、それぞれの作品を完成させました。Tシャツ、かばん、枕カバー等それぞれの作品は個性溢れる、素敵なお土産にもなりました。
Lodeve 滞在2日目からは、Kanoko ちゃんご家族も加わわり、レッスンの他には観光へ出かけたり、泳いだり、ピンポンをしたり、アペリティフで乾杯したり、みんなで夕飯を囲んだり、、、南仏の素晴らしい気候と環境の中、有意義な日々を過ごすことができました。毎朝朝食にいただいたクロワッサンは、最高でした!
Lodeve 最終日は、日本から持って行った食材等を使って日本食をもてなし、Kevin のご家族にも召し上がっていただきました。観光へ連れて行ってくださったフランス人で元建築家の義理のお父さんは、車でスペインへ行かれたのに、またわざわざ戻ってきてくださり、建築家の奥様と中学生の娘さんみんなで楽しい時間を過ごすことができました。Kanoko ちゃんと Mao ちゃんは、娘さんの Isleen(イスリーン)と韓国のアイドルグループ話しで盛り上がっていました。
日本帰国前 Monpellier にて1泊。カジュアルな人気のレストランを Kevin に紹介してもらい、フレンチを堪能!
全てがスムーズだった訳でもなく、Monpellier でトラムを乗り違えて道中慌てたり、帰りの Paris へ向かう飛行機が遅延し、日本到着時に預けた荷物が届かない不運な事もあったり、Brexit のニュースには常にヒヤヒヤさせられながらでしたが、2週間の語学研修は無事終了しました。
生徒さん達にとっては、どちらの国でも英語の環境の中では伝えられずに歯がゆい思いをすることも多々あったと思いますが、それぞれに乗り越えられたものがあり、行く前よりも随分と、英会話だけでなくライティングにも自信を持っている様子を伺って、開催できて本当に良かったと自負しております。2年後もヨーロッパで語学研修を開催できればと願います。
帰国後、中学生のおふたりには、保護者様の前でライティングレッスンで書き上げた文章を読んでもらい、さらに追加でイギリスとフランスそれぞれの語学研修についての感想文も合わせて、英語で発表してもらいました。講師からの質疑応答にも英語で応えていました。
初回ヨーロッパ語学研修は、ホストファミリー、 Kevin ご家族、Ed、Becca、Henry の愛情溢れ心温まるサポートがあったからこそ実現することができました。最後になりましたが、参加くださった生徒様、ご家族様へ心から感謝申し上げます。