2018 Get Program in Canada – Part 3
カナダから帰国後、時差ボケと夏休みの宿題に追われる学生達。そんな忙しい中、プレゼンの日が近づいてきました。親御さん達の前で英語でプレゼンを行います。
トピックは、カナダ出発前に「文化」「学生生活」「植物、動物」「地理(自然)」と興味のあるものを各自選択。ブレインストーミングで、アイデアを膨らませ、プレゼンする文章を組み立て、ポスターにまとめて発表します。
発表日までしばらくあったので、マンツーマンレッスンで事前に練習を行う学生もいました。その際にカナダ以来1週間ぶりに学生達の英語を聞いて、誰より驚いたのが私でした。1週間でかなり上達していました。プレゼンの文章の組み立て方も素晴らしく、ポスターもそれぞれ個性があり綺麗に仕上がっていて、上手くまとめてあることにも感動しました。Chris と Matt が文法の修正や話す声の大きさやスピードについてアドバイスしましたが、プレゼンが上出来で、ほぼ直すことがないと褒めていました。
カナダでプレゼンのレッスンを担当してくれたカナダ出身の女性講師 Brandon は、日本での英語講師の経験が14年間あり、イマジン語学スタジオで勤務する前は、立命館中学校の国際コースで教えていた経験もあったので、日本の中高生の事をよく理解しています。Brandon のレッスンがいかに素晴らしいかは、学生達のプレゼンを見て手に取るように理解できました。
発表日には、学生達の親御さん方にお越しいただいて、みんなのプレゼンを聞いてもらいました。
カナダでどのように2週間過ごしたかも英語で説明してもらい、訪れた場所やホストファミリーとの生活について話してくれました。プレゼン後の Chris と Matt からの質問にも英語で答え、無事に終了しました。
「日本語でもプレゼンする事は難しいのに、英語でとても上手にまとめて話してくれた事に感動しました」と親御さんから感動の声をいただきました。
イマジン語学スタジオは、大人も通う英会話教室です。実際仕事で英語を使う方もおられますが、どんな状況で英語が必要とされて、困っているかを普段から私は伺っています。プレゼンテーションというのは、自分の考えを人に伝えるという手段で、どんな状況においても必要とされるスキルです。TED のようにたくさんの人の前で話しをする場がなくても、営業で自分の商品についてクライアントに伝える時、学校の発表会でみんなをまとめる時、たとえそれが日本語であってもどのように伝えたら伝わりやすいか、話しに耳を傾けてもらえるか、構成の仕方や話しの進め方等を英語でプレゼンすることで学ぶ事ができると思うのです。英語という言語は、シンプルで簡潔に伝える事に大変優れているので、これをベースに色々なシーンで活用してもらえたらと願います。
次回のカナダ行きは 2020 年の夏を予定しています。
そして、新たに 2019 年の夏にイギリスでのホームステイプログラムを計画中です。ご興味のある方はどうぞお問い合わせください。対象は中学生〜高校生です。